ラグビーワールドカップ2023・日本代表メンバー最年少のワーナーディアンズ選手。
ワーナーディアンズ選手はラグビーの実力のみならず、「日本語や書道がうまい!」と話題です。
何か特別な教育を受けてきたのでしょうか?
また、来日したのは14歳の頃で、出身中学校や高校・エピソードなども気になります。
そこでこの記事では「ワーナーディアンズの日本語や書道は何故うまい?中学高校・家族を調査!」として、ワーナーディアンズ選手の日本語や書道の上手さや理由、出身中学や高校についてご紹介します。
ワーナーディアンズの日本語や書道は何故うまい?
ワーナーディアンズ選手の日本語や書道の腕前が話題ですね。
インタビュー時や仲間同士との会話で流暢な日本語が聞かれますし、書道は「書の甲子園」で受賞された腕前だそうです。
実際聞いてみたい!見てみたい!ですよね。
ワーナーディアンズ選手の日本語力
早速、ワーナーディアンズ選手のインタビューをお聞きください。
確かに、文法的にもイントネーション的にもすんなり耳に入ってきますね。
ですが、ワーナーディアンズ選手曰く「日本語が上達するのは遅かった」そうで、相手が日本語で話す内容がわかるようになったのは高校3年生頃だったと言います。
日本語の勉強をするために、1日1時間だけは違う教室に通っていたのだそうですよ!
当時は放課後16時~19時間くらいまで練習、その後にウェイトトレーニングをして、終わるのは20時半くらいとラグビー漬けの毎日の中で敢えて日本語の教室に通っていたのですね。
ワーナーディアンズ選手作の書道
ワーナーディアンズ選手は「書の甲子園」と言われる国際高校生選抜書展で秀作賞を受賞しています。
ワーナー・ディアンズの特技は書道と聞いて調べたら「書の甲子園」で秀作賞を取ってるというhttps://t.co/kktF4U4NJz pic.twitter.com/bXfPpJKu3V
— ユニオン (@union2525) February 7, 2022
ダイナミックで味のある字と言うことは素人目にも感じますよね。
ワーナーディアンズ選手がこれだけの書を書けるのには運動神経が関係しているのだそうです。
こちらの作品は縦138cm横68cmの書道半紙に太い筆を3本束ねて書くそうで、しかも立って中腰の姿勢で書く体勢は長身のワーナーディアンズ選手には特に大変そうです。
しかも速く書いたりゆっくり書いたり呼吸やリズムが必要で、書道の教諭によるとワーナーディアンズ選手はその飲み込みが早かったと言います。
ワーナーディアンズ選手の書道が上手い理由は特別習っていたわけではなく、運動神経の良さのようですね!
ワーナーディアンズの出身中学校・高校とエピソード
ワーナーディアンズ選手は父親の仕事の関係で来日し、日本で中学校と高校に通いました。
出身中学校と高校は次の通りです。
- つくばインターナショナルスクール
- 流通経済大学付属柏高等学校
中学校
つくばインターナショナルスクールは茨城県つくば市にあるインターナショナルスクールです。
インターナショナルスクールと言うだけあって、英語を基礎とした教育を必要とする子供たちのために設立された学校になります。
その為、日本語が話せなかったワーナーディアンズ選手も英語で授業を受けることが出来、馴染みやすかったと思われますね。
また、同時に「あびこラグビースクール」に所属しています。
こちらのチームに所属しているのは日本人が大半だと思われますが千葉県選抜にも選出されるなど、言葉の壁を乗り越えラグビーという同じ目的を持った仲間同士切磋琢磨していたことが伝わります。
高校
流通経済大学付属柏高等学校は千葉県柏市にある私立高校です。
中学卒業後はニュ-ジーランドへ戻ると言う選択肢もある中、ワーナーディアンズ選手は流通経済大学付属柏高等学校進学の道を選びました。
そして高校2年生からはチームの中心となって、2年連続で花園ベスト8進出と遂げています。
また先程触れたように、高校時代は日本語が一気に上達したり書道の才能が開花したりととても充実していたのではないでしょうか。
高校2年生頃からは「将来はプロ選手になりたい」との思いが強くなり、卒業後は進学はせず『東芝ブレイブルーパス東京』所属となりました。
高校卒業後1年目でラグビー日本代表に選出され、ワーナーディアンズ選手から目が離せませんね。
ワーナーディアンズの家族について
ワーナーディアンズ選手の家族構成は父親・母親・妹とご本人の4人家族です。
父親
ワーナーディアンズ選手の父親・グラントさんは元ラグビー選手、NECグリーンロケッツ東葛のS&Cコーチ就任に伴い来日しました。
グラントさんが日本の高校で息子にラグビーをやらせたいと希望していたと言います。
高校の総監督曰く、当時のワーナーディアンズ選手は体の線も細くて動きがぎこちなく素人同然で、熱心にスカウトする対象ではなかったと言います。
ですがワーナーディアンズ選手は真面目にラグビーに取り組みたいと考え受験を経て入学しました。
中学ではバスケットボールをしていたワーナーディアンズ選手が真剣にラグビーを始めるきっかけは、やはり父親の影響が大きいようです。
母親
ワーナーディアンズ選手の母親・ターニャさんは、ネットボールのニュージーランド代表選手で、代表チームでコーチも務めていました。
母親・ターニャさんは今でも「息子にはオールブラックスになってほしい」と話しているそうです。
そんな母親・ターニャさんも夫の就任に伴い来日しましたが、オーストラリアのネットボールクラブの強化担当となり、ワーナーディアンズ選手が高校へ進学する年に日本を離れています。
母親と共にオーストラリアへ行く選択肢もありましたが、ワーナーディアンズ選手は「ケアンズの冬は暑くてラグビーが楽しくない」との理由で日本に残ったそうです。
妹
ワーナーディアンズ選手の妹の名前はカイラさん。
妹のカイラさんも共に来日して一緒に暮らしていましたが、母がオーストラリアのネットボールクラブの強化担当になった時に、母親と共にオーストラリアのケアンズへ行かれたそうです。
スポーツ一家ですので、妹のカイラさんも何らかのスポーツ選手として活躍していそうですね。
まとめ
この記事では「ワーナーディアンズの日本語や書道は何故うまい?中学高校・家族を調査!」としてご紹介しました。
ワーナーディアンズ選手は日本語が上達するまでに時間がかかったと言われていますが、ラグビーの練習意外に毎日1時間日本語の教室に通うなど、勉強されていたようですね。
反面、書道は備わった運動神経でリズムの飲み込みが早く、身体を使って書いた見事な書は国際高校生選抜書展で秀作賞を受賞しています。
14歳で来日して以降、つくばインターナショナルスクール・流通経済大学付属高校を経て、現在最年少で日本代表に選出されたワーナーディアンズ選手。
家族構成は両親と妹がいて、父親は元ラグビー選手、母親はネットボールのニュージーランド代表選手とスポーツ万能一家で現在の活躍ぶりも納得ですね。
ワールドカップでの活躍を楽しみに、応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。