天才生物学者と言われる鈴木俊貴さんについて調べます。
鈴木俊貴さんが「天才」と言われる理由…
それはシジュウカラが200パターン以上の鳴き声(単語)を組み合わせて「言葉を使っている」ことを突き止めた、つまり「鳥の言葉」の解読に成功したのです!
気の遠くなるような研究の成果と思われますが、鈴木俊貴さんの年齢は一体いくつなのでしょうか?
また、「結婚してる?」「両親はどんな人?」なども気になります。
そこでこの記事では「鈴木俊貴の年齢や結婚について!両親(父親母親)や学歴経歴は?」として、鈴木俊貴さんの年齢・父親母親についてや、学歴・経歴もご紹介します。
鈴木俊貴の年齢は意外と若い?
鈴木俊貴さんの年齢や誕生日は公表されていませんが、1983年生まれと言うことがわかりました。
なので2023年の誕生日が来ると、鈴木俊貴さんの年齢は40歳になります。
鈴木俊貴さんは長年研究をして論文を書き、世界的発見が認められた方なのでもっと年齢の行った方かと思いましたがお若くて驚きました。
なんと鈴木俊貴さんは現在よりもはるかに年齢の若い23歳の頃に、科学誌『Nature Communications』に載せた論文が世界中から注目を浴びた経歴もお持ちで、若い頃から注目されている生物学者なのです。
鈴木俊貴は結婚してる?妻や子供を調査!
鈴木俊貴さんは年齢の割に高度な研究成果を修めていますが、40歳の年齢は一般的には結婚して子供さんが数人いても不思議ではありません。
ですが鈴木俊貴さんはまだ独身の可能性が高そうです。
よって、結婚した妻や子供さん…と言った情報も一切見つかりませんでした。
と言うのも、結婚や子供の情報が全く見当たらないことに加え、鈴木俊貴さんは研究の為に1年のうち6カ月から8カ月を軽井沢の森の中で過ごすと言います。
更に、鳥が言葉を話す事を突き詰めるため、10年かけてシジュウカラの鳴き声を集めて研究したそうです。
それらのことから、鈴木俊貴さんのここまでの道のりに「結婚」が入る余地はなかったのではないかと推察します。
鈴木俊貴の両親(父親・母親)はどんな人?
次に気になるのは、鈴木俊貴さんのご両親(父親・母親)です。
鈴木俊貴さんに特別な教育方針や育て方があったのかな?と思い調べたところ、ご両親は鈴木俊貴さんの中にある興味や好奇心を微笑ましく見守ってくれていたことがわかりました。
父親
鈴木俊貴さんは東京都練馬区出身ですが、4~5歳の頃茨城に引っ越しをされています。
その理由はご両親が「俊貴さんを自然の中で育てたかったから」だそうです。
幼い頃から生き物に強い関心を抱いていた俊貴さんを見て、ご両親はより良い(生き物に触れられる)環境を求めて引っ越しをしたのでしょう。
父親の勤め先は東京なので片道2時間の通勤となりましたが、父親はそこから会社に通ったそうです。
そうしてまでも俊貴さんが大好きな生き物たちが多く居る地に引っ越した、父親の決断がスゴイですよね。
母親
子供が昆虫、カエル、トカゲ、カタツムリなどなど家に持ち帰ったら、すんなり受け入れられない母親も多いのではないでしょうか?
ですが、鈴木俊貴さんは20種類ほどの生き物を常に自宅で飼育していたそうです。
「観察したい」と言う息子の好奇心の芽を摘まないご両親だと言うことがわかりますよね。
そして母親は、図鑑が正しいと信じる鈴木俊貴さんの目の前で、図鑑に載っていないことが起こり驚く鈴木俊貴さんに「図鑑を書き直せば?」と言ったのだそうです。
おかげで俊貴さんの図鑑は自身の書き込みで真っ黒になったと言います。
見守るだけでなく、時にアドバイスもしてくれる母親だったようですね!
鈴木俊貴の学歴や経歴を紹介
ご両親は『何かに挑戦する経験をしてほしい』という思いから、鈴木俊貴さんに中学受験を勧めました。
ここでは鈴木俊貴さんの学歴や経歴についてご紹介します。
学歴
鈴木俊貴さんが中学受験に選んだ志望校は桐朋中学校でした。
理由は自由な校風に加え、校内に「みや林」という雑木林があることに心ひかれたからだそうです。
そして入学以降、廃部寸前だった生物部に所属し、文化祭では来場者の投票で決まる「文化祭大賞」を受賞する程活気のある部に復活させました。
鈴木俊貴さんは中学高校の6年間を桐朋中学校・高等学校で過ごされています。
また、高校から大学院までの学歴一覧は以下の通りです。
- 私立桐朋高等学校(2002年3月 卒業)
- 東邦大学 理学部 生物学科 (2006年3月 卒業)
- 東邦大学大学院 理学研究科 生物学専攻・博士前期課程 (2008年3月 修了)
- 立教大学大学院 理学研究科 生命理学専攻・博士後期課程 (2012年3月 修了)
経歴 (職歴・受賞歴)
鈴木俊貴さんの経歴として、研究員としての職歴や受賞歴をまとめました。
職歴
- 立教大学 理学部 理学部特別研究員 (2012年4月~2013年3月)
- 総合研究大学院大学 先導科学研究科 日本学術振興会 特別研究員 SPD (2013年4月~2016年3月)
- 京都大学 生態学研究センター 研究員 (2016年4月~2018年3月)
- 京都大学 生態学研究センター 研究員 (2016年4月~2018年3月)
- 総合研究大学院大学 先導科学研究科 特別研究員 (2018年4月~2018年8月)
- 東京大学 教養学部 学際科学科 助教授 (2018年9月~2019年3月)
- 京都大学 白眉センター(2019年4月~2023年3月)
- 東京大学先端科学技術研究センター 准教授 (2023年4月~現在)
【受賞歴】
- Ecological Research Paper Award(The Ecological Society of Japan/第70回生態学会大会)2022年3月
- 日本動物行動学会賞(日本動物行動学会/第40回大会) 2021年9月
- 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 (文部科学省) 2021年4月
- 日本鳥学会黒田賞 (日本鳥学会/2018年度大会) 2018年9月
- 日本生態学会宮地賞 (日本生態学会/第65回大会) 2018年3月
- ベストエッセイ2017 (日本文藝家協会) 2017年6月
- Journal of Ethology Editor’s Choice Award (日本動物行動学会/第35回大会) 2016年11月
- 日本生態学会奨励賞(鈴木賞) (日本生態学会/第61回大会)2014年3月
- 日本動物行動学会賞 (日本動物行動学会/第32回大会) 2013年11月
- ISBE travel award (International Society for Behavioral Ecology) 2012年8月
- 優秀ポスター賞 (The Ecological Society of Japan/第5回東アジア生態学会連合大会 (EAFES5) 2012年3月
- 東邦大学理学部生物学科特待生 (東邦大学)2005年3月
- 東邦大学理学部生物学科特待生 (東邦大学) 2002年10月
鈴木俊貴さんの研究は現在も続いていて、今後も新たな発見が見つかるかもしれません。
まとめ
この記事では「鈴木俊貴の年齢や結婚について!両親(父親母親)や学歴経歴は?」として若き生物学者の鈴木俊貴さんについてご紹介しました。
東邦大学 理学部 生物学科卒業以降大学院を経て、錚々たる大学で教授や准教授を務めながら研究を重ね数々の受賞歴のある鈴木俊貴さん。
幼い頃から生き物が好きで、その興味や好奇心の芽を育んで来られたのはご両親のようです。
また、2023年現在40歳の鈴木俊貴さんですが結婚の情報はなく、独身の可能性が高そうです。
これからも新たな発見を発表し、世界を驚かせるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。